来年3月いっぱいで閉鎖になりそうな新今宮シネフェスタで「王の男」を観る。韓国で「薔薇の名前」を作るとこんな感じなんだろうかとか、ヘンなことを思いつきながら観ていたがそのうちにだんだん「ダメなものはダメ」と自分の仕事が思い起こされて気が滅入ってきた。…王がもうちょっと違うふうに性格づけされていてもいいんじゃないかとは思ったが、でもおもしろい作品だった。