なんばのOCATにある市民学習センターで開催の全史料協近畿部会・公文書研究会第32回で報告。タイトルはオーストラリア・ヴィクトリア州の電子文書管理だったが、その前段階として「挙証説明責任のよりどころとしての公文書」の意義についてまとめてみる。またもや公務員の出張しにくい土曜だったにもかかわらず17名の参加を得る。遠くは磐田(ジュビロの)、福井からも。遠路ありがとうございました。社会学畑の人間がこういう内容で話す機会は珍しかったらしく、ディスカッションも結構おもしろいものになった。学生時代の一時期ひとつ屋根の下で暮らした近江八幡市のK氏も来てくれて久しぶりの再会。公文書の置かれている状況、公文書を扱うスタッフの置かれている状況などについて逆にレクチャーを受ける。収穫の多い集まりであった。