ショボ雨の中、高野山ガイド。首都圏の大学に通う若い友人から連絡があり「ゼミのグループで南紀に旅行する予定。その時高野山にもまわりたい。案内を頼めないか」と。聞いてみるとゼミの先生と一緒に南方熊楠・土宜法龍の往復書簡を読む勉強会を開いていて、それで南紀に出向こうとなり、せっかくだから高野山にも足をのばそうということになった由。南方熊楠・土宜法龍の往復書簡!といえばあの人にご登場願うしかないだろうと高野山の院生さん(どなたかについての情報は本学サイトのどこかにありますが、発見されても別に賞品は出ません)にお願いして一緒に山内をまわってもらう。奥の院では土宜法龍のお墓も見学できた。いやあ、さすがによくご存じでござる。奥の院、壇上伽藍、霊宝館とまわって解散。首都圏ご一行さまにも満足してもらえたようだが、あたしも新しく得るところが多くて役得役得、でござる。