日本アーカイブズ学会、国文研共催のシンポジウム「戦争の記憶とアーカイブズ学─喪われゆく記憶の再生に向けて─」に参加。戦後60年、いってみれば「昭和」日本が還暦を迎えたこの年、全国のあちこちで戦友会の解散が相次いでいるそうだ。メンバー自体がどんどん減っているのは当たり前だが、「いま何とかしないと」という関係者の焦りが感じられた。…とはいえ、すっかりなくなってしまったがために「なくなった」という事実にさえ気づかれないことどもも多いのだろうなあということに気づく。