シドニー空港を経てカンタス航空でキャンベラ空港へ。宿に荷物を預け、みんなで軽く昼食をしてさっそくNAAオーストラリア国立アーカイブNational Archives of Australiaへの。政府の保管する資料をどのように整理し、ウェブ公開しているかについてレクチャーを受ける。ファイルにして1cm近い資料(テキスト)をメンバー分用意してくれている。やっぱりここにもふたつの側面があって、1)政府の国民に対するアカウンタビリティを保証する、2)オーストラリアにおける「わたしたち」意識の醸成に努める、この両方をどのようにバランスさせながら実現していくかがポイントとお見受けした。後者はヘタすると大本営発表になりかねないし。
 キャンベラは20世紀の初頭、首都としてつくられた人工の都市。都市デザインは公募によって決定されたのだが、その設計図が保管されていて一部がレクチャーを受けたミーティングルームに掲げられていた。こういうのもいい。
 入館の際のパスカード。一般の来館者向け建物ではなく、ちょいと離れたところにある資料保管所repository(愛称は地名をとってミッチェル)の方にお邪魔したので手続きをした際くれたもの(拡大画像あります。クリック!)。