全史料協(全国歴史史料保存利用機関連絡協議会)近畿部会の集まりに参加(和歌山県立文書館)。今年度から運営委員を拝命し、企画の立案などにもかかわらせてもらえることになった(今年度の内容は固まっているので具体的には来年度分から)。今回の例会は長野県の松本市文書館より昨年度の全国大会運営にかかわったF氏をお招きし、そこで提起され、議論された問題などについて報告していただいた。ご報告およびフロアからの議論(今回、藤吉はマイク運び)をずっと聞いていて印象深かったことは、やはり全史料協が「機関の連合体」であるということ。さらには公的な機関の連合体であるということ。公的な機関ということは税金の投入を受けているパブリックサービスの機関ということであり、常に「この機関は税金の投入に値するパブリックサービスを保証できているか」が問われるということでもある。そして、「なにがパブリックサービスとして求められているか」はパブリック(住民)およびその意思の代表者である議会によって決まる。「わたしたちはこれを、住民に必要・有益なサービスと考えるが、住民がそう考えるかどうかはまた別問題」ということもありうるだろう。全史料協の意義を問うということは、その構成員たる史料保存利用機関の意義を問うことであり、そこに務める公務員の「公務」を問うことでもある。…って、人ごとみたいにいってると大学も凋落の一途ですわ。
 インフォシーク・ガールズプラスの星占いを見ていたらこの日は最低の12位。「仕事運:今の仕事にとって一番大切なことが、直感的にわかるので、それを信じて淡々と進めよう」だそうだ。意味深である。