奈良でO先生の最終講義。風情のある造作の大学記念館にて。
 こういう場では他大学に勤める知り合いの研究者と話を交わす機会もある(多くがお互い久しぶりだからなかなかあわただしいが)。本学の給与所得者の(=主として本学からの給与で生活を支えている)スタッフは、このところ(もちろん個人差はあれ)基本的にビンボーヒマなしを地でいっているが、話を聞いていると「ヒマなし」なのは職場の貧富にあんまり関係ないようだ。それぞれの場所に、それにふさわしい津波が押し寄せているということであろうと納得した次第でござる。