全史料協(全国歴史資料保存利用機関連絡協議会)山口大会に参加。資料館、文書館関係者だけでなく大学史資料室関係者も(参加者名簿でみると)ずいぶん多くなっている印象を受ける。懇親会の場では「大学アーカイブズを持たない大学は、つまりは『これまで何をやってきて、これから何をやっていくか』をきちんと考えていないという点で先の見通しをもてない」との発言も聞かれた。そこまで極論に行かずとも「何をやってきたか」をきちんと残すことによって「何を手つかずにしているか」も明らかになってくるだろう。思いつきをテコに長期展望を持とうとしてもなかなか詮のないことだ。