のほー@tenki.jp。…天気、けっこうもってるな。

 午前中は関係者の報告もなかったのでお昼前まで爆睡。目覚めてふと思いついて別バージョンの洗濯を試してみる。蓋を閉めたトイレのうえに脱いだ下着類を置いておき、従来どおりのお風呂。で、自分を洗ってさっぱりしたところでトイレ蓋に置いといたのをあらためて身につける。せっかくだから汗のしみこんでる方を洗うべく裏っ返して着る。お風呂でしっかり汗をかき、頭を洗いながら鼻をかんだりして洗浄された鼻腔で頭からシャツをかぶると潮の香りがぷーん。めちゃ着にくいのをなんとか広げて石けんごしごし。パンツの股ぐらあたりを同じようにごしごししているとなんだか妙な感じ。変態さんが行く!@別冊宝島になった気分。お手軽すぎ。それでも、湯船のなかで広げにくいシャツパンをごしごしするより石けんの浸透は多少マシなのではないかと思われる。気分がヘンになっても科学する精神を忘れないわたくし。
 とまあ言わなければ(書かなければ)知られることもないようなお馬鹿さんを一人でやってのけ、昨日よりかなりさっぱりして(ひげも剃ったし)部屋を出る。まるでご褒美のように今日もエレベータで別のおねいさんと遭遇。しゃべくりながら会場へ向かう。なーんと、アーモスト(アマースト)大学の人やった。"I know this name. A private university in Kyoto has a student dormitory that has this name." "Doshisha University?" "Ah, you know Doshisha University?" "Yes, a little bit. I will go to Kyoto and visit them with my colleagues this weekend. The founder of Doshisha University studied at my university." "Ah, you know that! Then you have to ask them to show the Neesima Room. Jo Neesima is the founder of Doshisha University. His wife was featured as heroine of TV drama series a few years ago." "Oh, really? Does he live in Kyoto?" "No. He passed away many years ago. Actually, when I was a university student, I had some friends at the university's dormitory called Amherst Dormitory." "Ah, that's nice!" …どういうところでローカルネタが役に立つかわかりませんなあ。sociology of environment が研究テーマで特にアメリカでの大気汚染、水質汚染をターゲットにしておられるそうだ。で、別れ際に"I think I make some air pollution before attending the session." なんて軽口でさよなら。だいぶ頭と口で同時通訳しなくても言葉が出てくるようになってきた。イイゾ。
 プチ大気汚染をすませて移動開始。すれちがいざま「あれ? 藤吉さん?」 思わず振り返ると、おー、これはお懐かしいご同輩。しゃべっていると「あ」。また別の同窓の(ついでにこちらは学生寮でも)先輩。どちらさまもすっかり大人になっておられる。いいなー、貫禄。あちこちで迫害される社会学の話題でひとしきり盛り上がって解散。こういう場はたしかに同窓会機能も兼ね備えている。で、歩き出そうとしたら別のところから「ケイジー、ケイジー」。そっちを向くと見覚えはあるがどこで会ったかわからないおふたり。あー、羽田で会ったサウスアフリカン! ちょっと一気にたくさん人に会いすぎ。メモリーがショートしそうである。アタマぷすぷすいいながら会場へ。
 まだ開始には時間があるが、けっこう人が集まっている。司会席では進行について打合せ中。何本か報告のキャンセルが出たようだ。

 席は前の方にとったのだが写真係を仰せつかり部屋の後ろの方からパチリ。前列の数席を除きほぼ埋まっている。

 報告で映されたスライドの1枚。なーんだ、ひどいことやってたのは731だけじゃないじゃん!なんて裏返った声が束になって聞こえてきそうだ。

 ひととおり報告がすんだら質疑応答とディスカッション。三々五々次の会場に移る人もいる中でつづくやりとり。

…やっぱり、reconciliation and justice とか、簡単に言ってはイカンような気がするわ。自分が幸運な環境に生まれ育ったにすぎないラッキーに感謝するのみ。
 hegemony と dominance の距離について。
 なかなかおもしろいセッションであった。質問もいくつかさせてもらえた。報告書もばらまけた。しめしめうしし。で、一休みに外で甘いもの。玄関を出たところで建物を見上げる。降りそう。もちますように。ちょっとまた宿に戻って休憩。

 休憩のあとはまたしてもビジネスミーティング。ご学友にひっついて会場へ。彼の顔の広いことはいかんともしがたく、道すがらNice to meet you again.のハグハグと互いの近況報告チャットの連発。せっかく早めに合流したのに部屋に入ったのは開始時間ぎりぎり。すっかり埋まった部屋を恥ずかし気に最前列へ。会長、副会長の選挙はすでにすんでいるので今日はRC(こっちはResearch Council)メンバーの選挙。15名ほどの候補者が3分ずつ立会演説。それを聴いたあとすぐに投票。RCは25名程度から数百人程度まで規模に大小があるが、人数に限らずひとつに1票。国連みたいね。何か発言や質問をしたいときは右の紙をぴらぴらさせて指名を求めるようになっている。

 持ち時間を超えてしゃべる候補者もやっぱりある。途中、日本人の候補者が呼ばれた。あれ、連絡いってないんか。一番前にいるのをいいことに司会に向かって(主観的にはデカい)小声で"He passed away a few months ago."いたく感謝されてこっちが恐縮する。ひととおり演説がすんだところで投票開始。誰がよかったかをご学友と相談し8名を選ぶ。なんだかすごいところにいてしまった。役得というべし。選管の開票作業を待つリラックスしたフロア。

 ケイジをmy Spanish colleaguesに紹介したいといわれてついていく。が、またも横道たくさんのご学友。手持ちぶさたでつい対抗して手近な方(演説した候補者)に感想などを述べてナイストゥミーチューする。ちょっと思いついて"You'd like to see my writing a mail in Japanese?" とかいって携帯の日本語変換の実演。"Wow! It's amazing!"とかお世辞まじりの反応にいい気分。珍しいらしいよ、やっぱり(前にご学友に見せたときには It's another planet.とか言われたし)。外国の人とのice breaking に使えるんじゃないかな。
 20分ほどかけて念入りに開票作業ののち当選者の発表。名前が呼ばれただけで別に前に出て並ぶとかなかったので結局どういうメンツなのかよくわからない。最後に演説された台湾の方は選出されました。
 ふと思いたってリュックをごそごそ。お、まだ残ってた。最前列にいるのをいいことにイベント後に談笑している司会役の次期会長に受け取ってもらう。しめしめ。藤吉も歩けば会長にあたるんですなあ。つい数日前まで全然知らない人だったのに。まあ、読んでもらえるかどうかは次の話ということにして、まずは手にとってもらわないと。リクエストにお答えして藤吉のサインつきで謹呈。すげーエラソーだ。
 11時前に解散。くたびれたがおもしろい経験であった。ホントにナントカのお導きですなあ。
 100冊持ってきたのが残り10を切っている。恥ずかし気もなくよく頑張ったぞ。
 お米の富士山BBC
 台風なう。  横浜の天気なう
 旅する劇団どくんご、次回は7/17(木)18(金)20(日)21(月・祝)札幌・円山公園 自由広場
 全記録蘋果日報。…タイムラインもよくできてます。
 あれから10年後までの予想
 今日の燃料棒@TEPCO。…1188/1533 …取り出し作業中断中やって。再開するのかな。
 今日のAQI
 今日のガイガーマップ
 今日・明日のエアロゾル九州大学
 フィラデルフィア現在時刻@世界時計。
 地には平和を。
 科研費ロゴ@JSPS。