山上22℃、雨上がりの曇り。
 記録を尊重するという態度には、記録をつくる者に対する尊重の意識が重要な役割を果たす。「どうせ体裁つくろってるだけだろ」とか「どうせ人が変わったらコロッと変わるんだろ」とか思っていては、おそらく記録(をとるという行為そのもの)が尊重されることがない。過去を尊重するということと人を尊重するということとの間にある関係について、ちょっと考えてもいいかも知れない。
 T氏に見てもらってから職場パソコンがすこぶる好調。もつべきものはやはりよき先達なり、でござる。
 数年前にメモリを増設して、それ以来ファンまわりが加熱しやすくなっていて、多少の手当はしてきたものの今回いよいよ手の施しようがなくなったかと思っていたが、あっけなく回復した。当分これまでの手当ですみそう。…で、その「手当て」というのが空き缶でパソコンをもちあげてパソコン下部の風通しをよくするというやつで、これで結構な対処になった。一見不便そうだが、これが慣れると案外キーを打ちやすい。
 こんな感じです。
  ↓

 遠方の友人より変わったパロディ詩が届いた。詠み人知らずのものらしい。ここまで悪意を持たんでも、とは思うが、こういうふうに「現代っ子」を見ている人は多いだろうなあ。近年の若者観のサンプルとして転載しておく。

雨ニモアテズ
雨ニモアテズ、風ニモアテズ、雪ニモ夏ノ暑サニモアテズ、
ブヨブヨノ体ニ、タクサン着コミ意欲モナク、体力モナク、
イツモブツブツ、不満ヲイッテイル、
毎日、塾ニ追ワレ、テレビニ、吸イツイテ遊バズ、
朝カラ、アクビヲシ、集会ガアレバ、貧血ヲ起コシ、
アラユルコトヲ、自分ノタメダケ考エテカエリミズ、
作業ハグズグズ、注意散漫スグニアキ、ソシテスグ忘レ、
リッパナ家ノ、自分ノ部屋ニ閉ジコモッテイテ、
東ニ病人アレバ、医者ガ悪イトイイ、
西ニツカレタ母アレバ、養老院ニ行ケトイイ、
南ニ死ニソウナ人アレバ、寿命ダトイイ、
北ニケンカヤソショウガアレバ、ナガメテカカワラズ、
ヒデリノトキハ、冷房ヲツケ、ミンナニ、勉強勉強トイワレ、
叱ラレモセズ、コワイモノモシラズ、
コンナ現代ッ子ニダレガシタ

 「いったい何が忙しいのか、言ってごらん!」と言いたいところだが、まあ栓のないことだ。「何が忙しいのか説明するヒマもないくらいに忙しい」で多分しまい。だったら最初っから引き受けんなよ、てなもんだ。ちゃんちゃん。